ごっこ遊びの人生より

主に哲学とアニメの勉強をしています。

戸田山和久 『教養の書』

教養をみにつけたいと思ってはいるが、それって何なのかを参考にしたくて読んだ。

 

戸田山の教養の定義

「社会の担い手であることを自覚し、公共圏における議論を通じて、未来へ向けて社会を改善し存続させようとする存在」であるための能力。その能力を持つ人格へと自己形成するための過程も含まれている。

この能力には①大きな座標系(世界)に位置づけられ、関連付けられた豊かな知識。かつ絶対視はしない豊かな懐疑。

②大きな価値基準に照らして自己を相対化する、柔軟性。

③答えの見つからない状態に対する耐性。

 

感想

基本的には、これを基準に教養と向き合いたいと考えている。